2017年11月13日月曜日

鉄骨造への設置

ベルベースは、鉄骨造の建物にも多く設置しています。

その多くは、デッキコンにあと施工アンカーで固定です。
ベルベースの外アンカータイプ(A外やC2)なら、アンカー長さは60mm以下で大半が必要長さを満たしますので、デッキコンにも施工できます。

数は少ないですが、折版屋根に設置した例があります。
当然、折版屋根の上には置けませんので、鉄骨の梁の上に設置します。
鉄骨にベースプレートをつけて、ボルト止めです。

ベルベース A内 ベース

写真の案件は、鉄骨の梁幅が狭かったので、ボルト穴を開けたベースプレートを梁に溶接して、
ベルベースとボルトで止めました。
(梁とベースプレートをボルト止めする方法もあります。)
梁幅が広いと、ボルトが梁と干渉してしまうので、アンカーボルトを溶接したベースプレートを
使う必要があります。

ベルベース A内 嵩上げ

梁と屋根の間が空いており、さらに勾配を取る為、嵩上げ台座を使っています。
(部分的には、2段にもしています。)
ベルベースの設置後、屋根を付けます。

空調設備 電気設備 
 
このような工程ですので、新築案件での工事となります。
(既設でも可能ですが、屋根の補修が必要となる為、少し難しいです。
リフォームで、屋根の張替え時なら問題ありません。)

I.I

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